> NEWS & TOPICS > お知らせ > 脳血管内治療学会 専門医試験 合格体験記

NEWS & TOPICS

脳血管内治療学会 専門医試験 合格体験記

  • お知らせ
  • 2018年03月25日

%e5%9b%b31

 

 

大学院生の東海林です。先日、神戸にて脳血管内治療学会の専門医試験を受験して参りましたので報告いたします。

 

受験資格は、脳外科専門医であること、学会に4年以上加入していること、経験症例数が100例以上(うち術者20例以上)あること、など。とくに症例数に関しては各疾患・手技ごとの最低症例数が決められており、出願時に詳細な症例情報が求められるなど、一番のハードルになります。

脳神経外科学会の専門医試験と同様に、一次試験と二次試験で構成されており、一日目に一次試験(筆記試験)が行われ、その合格者は二日目か三日目に二次試験(口頭実技試験)を受けます。

 

前日入りの予定が、発達した低気圧の影響で新千歳空港の大幅な欠航が見込まれていたため、予定を一日早めて神戸へ向かう羽目になるという洗礼がありました。

 

一日目(筆記試験):近年の脳血管内治療の発展の勢いを反映してか、会場に行くと受験者が多いのに圧倒されます。試験内容も一ひねり二ひねりした問題が多く、Flow diverterDAWN trialなど旬な話題も早速出題されておりました。試験終了後は、一次試験の合格発表のある19時頃までじっと待ちます。最も落ち着かない時間です。F5(更新)キーを連打すること30分、ネット上で無事合格を確認。ほっとすると同時に、二次試験がやはり翌日朝イチで(北海道ルール)、勉強する時間はほとんどありません。

 

二日目(口頭実技試験):脳外科専門医のときと異なり、症例形式の口頭試問だけでなく、各種デバイスの取扱いや人体血管モデル(その名も「イブ」)を使ってカテーテルを上げたりコイルを詰めたりといった実技試験もあります。どの関門も有名どころの先生が試験官で、やりづらい雰囲気が漂っておりますが、当科の総回診を経験していれば何のことはありません。「はいショウジ先生ね」というお約束のやり取りにももう慣れました。

 

三日目:夕方にネット上で合格発表があり、無事合格を確認しました。

 

入局間もないころから手取り指取り指導してくださった牛越先生や重点的に症例経験を積ませて下さった長内先生の御指導の賜物であり、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。今後も専門医資格を活かしてより多くの患者様に還元できるよう邁進いたします。

 

【試験データ】

筆記試験  受験者数 192名、合格者数 145名、合格率 75.5%

口頭実技試験 受験者数 184名、合格者数 122名、合格率 66.3%

受験番号と上記数値からの単純計算で、

口頭実技試験からの受験者は39名(合格者30名、合格率 76.9%

全体の受験者数 231名、合格者数122名、合格率 52.8% (昨年は58.5%

筆記試験からの一発合格者は192名中92名(合格率47.9%)。