> NEWS & TOPICS > お知らせ > 脳血管内治療学会専門医試験 合格体験記(高宮 宗一朗)

NEWS & TOPICS

脳血管内治療学会専門医試験 合格体験記(高宮 宗一朗)

  • お知らせ
  • 2019年03月19日

 

卒後7年目の高宮です。先日、脳血管内治療学会専門医試験を受験して参りましたので報告いたします。

私は病棟チーフ終了後、脊髄グループに所属しましたが、グループに捉われず、昨今の流れで脳外科医として習得しておくべきと思われる“血栓回収”は最低限できるようになりたいと思っておりました。そのための知識の蓄積、手技の向上のモチベーションとして、専門医試験受験したいなと思っておりました。

脳神経外科学会専門医の受験が昨年9月に終わり、一息ついている間に、脳が“勉強できないモード”になってしまいましたが、出願締め切りギリギリの12月に受験資格の経験症例数が100例以上(うち術者20例以上)を満たしたので、“勉強頑張るモード”に切り替えました。一部分は脳神経外科学会専門医試験で勉強する内容とオーバーラップするので、予め血管内専門医試験を受験する意思があって、各種条件を満たすのであれば、続けて受験してしまう方が良いと思います。

試験は1日目の筆記試験と、2日目以降の口頭試問・実技試験に分かれます。今年は筆記試験からの受験者は、北大関連からは私一人でした。先の専門医試験では私含め4人で試験を乗り切ったので、今回はやや心細く、試験会場の神戸に乗り込みました。

一日目(筆記試験):周りの受験生は皆頭良さそうに見えます。せっせと作った試験対策ノートが、急に心許なく見えてきましたが、自分を信じて試験に臨みました。試験は午前120分(75問)、午後120分(75問)、選択問題です。脳神経外科専門医試験に比べると、だいぶ深く、細々したことを問われるので、全く歯が立たない問題もありますが、そういう問題は皆できないだろうと開き直って、何とか解き切りました。同日の夜、すぐに筆記試験の合格発表があり、翌日に進めることを確認しました。夕ご飯には少し栄養のあるものを、と思いましたが、ホテル周辺にあまりにも何もなく、結局3食続けてファミリーマートの弁当を食べました。

二日目(口頭実技試験):症例数ギリギリで受験したことからも分かるように、私は圧倒的に実地経験が少ないので、こちらの方がより緊張しました。口頭試問のA関門→各種デバイスの扱いを見るB関門→人体血管モデルを使った実技試験のC関門に分かれており、それらの総点で合否が決まるようです。“動きやすい服装で”と受験要綱に書いてあったので、鵜呑みにしてスーツで行かなかったのですが、周囲は皆スーツだったのでやや焦りました。

三日目:夕方にネット上で合格発表があり、何とか合格することができました。

 

北大関連の血管内治療指導医、専門医の先生方には大変お世話になり、当初血管造影すらままならない私も合格することができました。この場をお借りして感謝申し上げます。

 

髙宮 宗一朗