Disease

対象疾患

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もやもや病

もやもや病は、わが国で初めて発見された原因不明の脳血管疾患であり、小児や若年成人における脳卒中の重要な原因の一つです。脳の主要な動脈である内頚動脈が、進行性に狭窄し、それを補うように異常な血管網が発達します。本疾患の診断および治療には高度な専門性が求められ、正確な画像診断や病態評価に基づく適切な治療戦略が重要となります。
当科は、国内でも有数のもやもや病の治療経験を有しており、小児・成人のいずれに対しても、直接血行再建と間接血行再建を組み合わせた複合血行再建術を一貫して行ってきました。脳梗塞や脳出血の再発予防に有効性である本手術を、長年にわたる臨床経験と研究に基づき安全に実施しています。さらに、もやもや病に特徴的な手術後の脳循環動態の変化を的確に評価し、きめ細かな周術期・術後管理を行うことで、手術合併症の予防に努め、安定した治療成績を維持しています。
また当科では、大学病院という組織の利点を生かし、医師のみならず、看護師、リハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどのコメディカルと密に連携したチーム医療による総合的な診療を行っています。日常生活および就学・就業支援など、疾患の治療にとどまらず、患者さん一人ひとりに最適な医療の提供を目指しています。

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