昨日は、今年度の北海道大学脳神経外科同門会総会と久々の懇親会を札幌グランドホテルで開催いたしました。
総勢50名弱の同門会員の先生が現地会場にご参集され、総会定例議事の審議(事業報告等、3名の新入会員紹介・承認)に引き続き、今年度の同門会優秀論文賞が、高宮 宗一郎先生に授与されました。写真は、会田 敏光会長から賞状と副賞を授与された様子です。
また次の写真にあります通り、北海道大学総長 宝金 清博先生から、「創基150年を迎える北海道大学」と題して、藤村 幹教授の司会により、特別講演をいただきました。William S Clark先生の人物史に始まり、社会実装を見据えた北海道大学の研究・コンテンツのプロデュース戦略など、幅広くご講演いただきました。
総会後、久々の現地開催での同門会懇親会が開催されました。美味しい料理と、小柳 泉幹事長の楽しい司会進行のもと、阿部 弘先生(北海道大学脳神経外科第二代教授)、中川 弘先生(愛知医科大学脳神経外科第二代教授)、黒田 敏先生(富山大学脳神経外科 現教授)をはじめ、多くの同門の先生から近況などお話をいただきました。あっという間の2時間が過ぎ、飛騨 一利先生(同門会新会長)の乾杯の挨拶で散会しました。
高宮先生 2023年の北大脳神経外科同門会優秀賞の受賞おめでとうございました。ご参集いただきました先生皆様、誠にありがとうございました。

5月9日イブニングセミナーで、今年度初めての大学院医学研究院臨床医学コースの、研究進捗報告会を開催しました。
大学院医学研究院臨床医学コース1年の村木 岳史先生の第1回目研究進捗報告でした。
村木先生は、柏葉脳神経外科先端医療研究センター(北海道大学大学院臨床連携講座)で、脳神経外科勤務を続けながら大学院博士課程研究に邁進されています。
非常に興味深い内容で楽しい報告会になりました。村木先生の今後の研究のますますの発展が望まれます。
北海道大学脳神経外科では、”もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)”に関する多施設共同研究を今年新たに開始しています。詳しくは、下記リンクのPDFに記載していますが、鈴木病期の進行型もやもや病の臨床像や自然歴を明らかにするための多施設共同・コホート研究(観察研究)です。略称をHIGMA registryと呼びます(研究責任者:藤村 幹(北海道大学病院 脳神経外科 教授))。2010年4月1日以降に当院にて病期進行型もやもや病と診断された方につきましては、研究の対象者として個人が特定できない形で、診療情報を研究利用させていただいております。研究に関するお問い合わせ、研究への参加を希望されない方は下記連絡先までご連絡いただけますと幸いです。
[北海道大学病院(研究代表機関)の連絡先・相談窓口] 北海道大学病院_脳神経外科
担当医師:伊東 雅基
住所:札幌市北区北 14 条西 5 丁目 電話:011-706-5779(脳神経外科外来)
[研究課題名]病期進行型もやもや病に関する多施設共同観察研究 Multicenter Registry of High-Stage Moyamoya disease
(HIGMA registry)
この研究は、厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 難治性疾患政策研究:もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)における難病の医療水準の向上や患者のQOL向上に資する研究班(研究代表者:宮本 享(国立大学法人京都大学 医学研究科 脳神経外科))による、多施設共同研究の一つです(北海道大学病院_指022-0349)。[生022-0209]HIGMA+情報公開文書+v1.2