
この度、「もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)における 難病医療体制の整備や患者の QOL向上に資する研究」研究班 より、「もやもや病就学支援マニュアル 第1版」公開のお知らせがまいりました。
本マニュアルは、北海道大学病院を含めて、小児もやもや病に関わる全ての医療者の参考になると考えられる、より実用的な冊子となっております。
就学困難を抱えるもやもや病患児への支援や学校での合理的配慮の参考となり、 児の豊かな成長につながることを祈念して作成されたものですので、ご活用いた抱くべく、ご紹介いたします。詳しい情報は、下記リンクよりダウンロード可能ですので、ご活用ください。
医療関係者・教育関係者のためのもやもや病就学支援マニュアル第1版(web用)
この度、「脊椎・脊髄疾患の外科」第2版が、2006年の初版(北海道大学脳神経外科 第3代教授岩崎 喜信先生、飛騨 一利先生)から全面改訂され、三輪書店より出版されました。
本書の序文から少しお言葉を借りて以下にご紹介いたします。
岩崎喜信先生の弟子として“助さん・格さん”を自負されている、飛騨 一利先生、小柳 泉先生が編者となり、従来の内容が大幅に改訂されています。
北大リハビリテーション科名誉教授の生駒一憲先生らにもご尽力をいただき脊椎・脊髄疾患のリハビリテーションの項が新たに加わったほか、末梢神経疾患も含む脊椎・脊髄疾患の外科に関してほぼすべてを網羅し、“これさえ読めば”といえる簡明な教科書”となっています。
各疾患は、できるだけエビデンスに基づく記載が心がけられており、曖昧な形容詞ではなく具体的な数値が記載され、執筆者は、前書と同様に、コンセプトに一貫性を持たせるため、脊椎・脊髄疾患の診断や治療に対する考え方や理解がほぼ同じ先生方が中心となっています。
脊椎・脊髄疾患の外科を志す先生、この領域に関心のあるすべての先生と医学生達にとって役に立つ教科書となっていることを、編者一同、自信を持ってお勧めされておりますので、ぜひお手におとりいただければ幸いです。 (文責:伊東 雅基)

先週末は、北海道大学医学部脳神経外科教室で、専攻医・初期研修医そして医学部5年生が参加して血管吻合術のハンズオンを開催しました。
今年から専門研修を開始した、当教室の専攻医 山本大慈先生のほか、当院、そして釧路ろうさい病院初期臨床研修2年目の林先生・古賀先生、白井先生の3名、そして戸田、宮澤、若山さん、医学部5年3名が、traineeとして参加してくれました。講師には、当教室講師の杉山拓先生、釧路ろうさい病院脳神経外科部長の伊藤康裕先生を中心に、伊東(文責)、森島先生が、写真の通り熱心に指導し(絡み)ました。当日は、北海道脳血管内治療学会地方会も本学で開催されておりましたが、藤村教授、旭川赤十字病院脳神経外科部長の瀧澤克己先生も合間を縫って参加し、よきoff the job trainingの週末となりました。
今回体調不良や、都合で参加できなかった、皆様もまたの機会にぜひご参加ください!!


